1月23日に翔泳社さんの「ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK」シリーズより画集が刊行されます。

団地シリーズをはじめ、趣味や仕事で描きためたイラストに未公開のクロッキーや描き下ろしなども含めた合計300点弱、メイキングやインタビューなども加えて192ページの巨大なボリュームでお届けします。

2015年に趣味の絵を再開したときは、まさかこんな画集を刊行するほど多くの絵を描くことができ、多くの方に見ていただけるようになるとは夢にも思いませんでした。当たり前だけれども。刊行に際して何かそれらしいことを言おうとしたのですが、私自身の芸風や今後の活動に関する言葉はさしあたり特に何も思いつきませんでした。見たままがすべてだと思います。これまでの反省や収穫を生かして、また淡々と次の山を登っていきたいです。

今このタイミングでどうしても言っておきたいことがあるとしたら、それはここまで有形無形、さまざまな形で活動を支えて下さったたくさんの方々へのお礼です。きれいごとでも何でもなく、こういう個人色の強い刊行物が商業企画として成立することは、自分の創作活動に注目して、プッシュしてくださる方々が少なからずいなければ絶対にあり得ないことだったと思います。

広い世界の中で色々な方に見つけ出してもらえたこと、移り変わる時間や流行の中で継続して好きでいてもらえたこと、自分自身も極端に意欲を失うことなくみなさんの前に現れ続けることができたこと、いずれも奇跡のような幸運で、さらに幸運にもそれらがちょうど同時期に重なった結果こういうことが起きているんだよな。そう表現するのが最も相応しいと思います。わたしは一度、3年弱にわたって完全に創作活動を辞めているので改めて、他人の好意のありがたみやはかなさ、運命の不如意さのようなものをしみじみと受け止めています。

それらしいことは特に思いつきません、とか言っておきながらわりと真面目な話になってしまった。「ヤッターーーーー!出るぞーーーーーーー!!」とか書けばよかった。初の画集、初の商業単行本という個人的に大きな節目ともいえる機会になりますが、これを区切りにすることなく、この先もさまざまに形を変えながら創作活動を続けていきたいです。

いつも色々な形で応援してくださり、本当にありがとうございます。